恵那の食に挑戦する 料理人

安藤 良一さん

金よし

  • 料理人

お食事処「金よし」 安藤 良一さん

恵那農業高校のすぐ近くに店を構えるお食事処「金よし」。

季節の食材を使った会席料理をはじめ、定食やうどん、丼ものなどがゆっくりと味わえるお店です。

 

創業当時からの付き合いの恵那市内のお客さんだけでなく、最近では恵那のご当地グルメ「えなハヤシ」を求めて県外から足を運ぶ人も増えています。

 

店主の安藤良一さんに、お店の歴史、ご当地グルメ「えなハヤシ」についてやこれから挑戦したいことを伺いました。

 

 

ー金よしの歴史について教えてください。

 

お店の創業自体は昭和55年で、当時は恵那市街地に店舗があり親がやっていました。

平成6年に今の場所に移転して、そのあと僕が帰って来て、このお店を継ぎました。親から料理を学んでいたわけではなかったので、帰ってきてから本を読んで猛勉強しました。

 

移転する前からのお客さんだけでなく、僕が生まれる前に父親がひかり食堂で働いていた頃のお客さんもいらっしゃいます。

他にも、何十年も毎月来てくださるお客さんや、稲刈りや田植えの後に家族で来るお客さんもいます。

 

 

ー金よしは恵那のご当地グルメ「えなハヤシ」加盟店ですが、えなハヤシについて詳しく教えてください。

 

もともとえなハヤシが恵那のご当地グルメとして立ち上がったのは、2008年に青年会議所から市内の飲食店に声がかかったのが始まりです。

途中から入ったお店もあるんですが、うちは最初から参加していました。

 

えなハヤシは「恵那の古代米、寒天、寒天豚」の3つの地元の食材を必ず入れるというルールを満たしていることが条件です。どこに使うかは自由なので、寒天をお米に入れているお店もあります。うちは寒天をルーの中に入れています。

 

うちからはあまり情報を発信していないのですが「えなハヤシ」のチラシを見て来るお客さんも多いです。

えなハヤシを始めてから、恵那観光の目的でいらっしゃる方や、他県からのお客さんが増えました。他にも、メニューを見て「せっかくなら地元のものが使われているものが食べたい」とえなハヤシを注文する人も多いです。

 

 

ー地元の食材は、えなハヤシ以外にも使われているんですか?

 

えなハヤシは地元の食材を使うことがルールになっていますが、うちでは他のメニューにも極力地元のものを使うようにしています。例えば鶏肉は、恵那鶏を使うようにしたり、恵那農業高校が作っているキュウリを使ったりしています。

 

おせちを作るときに必要な食材が足りなくて困ったこともありましたが、地元の野菜は新鮮ですし、できるだけ使いたいと思っています。

 

 

ー今後の目標、取り組みたいことを教えてください。

 

食べ物に携わっている人に会う機会は多いですが「何かしたい」という人はけっこういます。

 

誰が何を作っているのかという情報がもっと手に入れやすくなるように、今知っている農家さん以外の生産者の方と繋がっていきたいと思います。

 

1つの飲食店だけではなく、複数の飲食店が一体となることで、それ自体が観光になったり、もっと恵那を知ってもらったりできると思います。

 

また生産者の方も野菜を作るのは大変だと思いますが、僕自身は「この野菜はこういう形がいい」というのは求めていません。

 

例えば大根だったら、紅白ナマズにしたらもともとの形は関係ありません。形が綺麗なものを探せばスーパーなどには売っていますが、僕は不揃いでいいと思っています。

 

生産者の方ともっと繋がって、積極的に地元の食材を使っていきたいです。

 

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