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2019年12月2日

発酵学の第一人者 小泉武夫先生講演会

 

 

令和元年11月20日水曜日、発酵学の第一人者 小泉武夫先生の講演会が武並コミュニティセンターにて開催されました。

 

 

 

恵那市は、食のまちづくりに取り組んでいます。

東京農業大学名誉教授、農学博士であられる小泉先生は、食文化論、発酵学、醸造学をとおして日本の食の新たな開拓・食を生かしたまちづくりを全国各地で努めていらっしゃいます。

 

 

 

熱気あふれる会場には、予想をはるかに超える150名以上の方が来場され、小泉先生の人気の高さが伺われました。

 

 

「発酵仮面」とも呼ばれる小泉先生。

そのお茶目で親しみやすいお人柄からそう呼ばれ、そんな先生がどんな楽しいお話しを聞かせていただけるのか、ご来場のみなさんのワクワク感が会場いっぱいに感じられました。

 

 

 

 

『命はぐくむ 食と農』と題した講演は、先生の尊敬する3人のリーダーを紹介するお話しから始まりました。

 

 

 

食料自給率100%を目指しフランスを率いた、シャルル・ド・ゴール仏大統領。

 

「この先250年、農家に現金収入を!」と農家を豊かにすることを目指した、上杉 鷹山 米沢藩主。

 

徹底した6次産業化を施策する JA大分の組合長 矢羽田 正豪氏。

 

 

 

3人のリーダーの具体的な対策は、強く、そして現在の農業につながる結果が見えるものばかり。

 

 

 

それを踏まえた小泉先生が全国各地で広げていらっしゃる長年の実績の成果をご紹介され、今後の恵那市の農業政策のヒントとなるものばかりでした。

 

 

 

 

 

 

また、講演後には恵那の美味しい発酵食が用意され、小泉先生と来場者とが親しく会話を楽しむお茶会が開かれました。

 

 

用意されたお茶菓子は

 

岩村醸造の「米麹あま酒」

マルコ醸造の「漬物・味噌汁」

あまからの「五平餅」

大正村浪漫亭の「味噌かすてら(三日天下)」

そして季節郷土料理 湖楽園の「えごまわらび餅」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

講演の前には、恵那市各所の食材を使った昼食をとられ、恵那の食文化の豊かさにいっぱい触れ、食べていただくことができました。

 

 

「恵那市はすばらしい可能性のあるところです。

少しでも力になれればと思っています。」

 

 

恵那の農業が、恵那の郷土食を支えていることを改めて感じる講演会でした。

 

 

 

 

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