お知らせ・イベント情報

2019年12月12日

栃久保棚田で交流イベントが行われました

恵那市には棚田百選に選ばれている坂折棚田のほかにも、数え切れないほどの棚田が存在します。

恵那市は山に囲まれた土地柄、各地域の人々の知恵と努力で少しでもたくさんの収穫を得られるよう、たくさんの棚田が作られました。

 

その中のひとつ、恵那市笠置町河合地区には栃久保棚田と呼ばれる棚田が存在します。

この栃久保地区は現在14戸、約60人ほどが住んでいる小さな地域ですが、地元の人々が一致団結して棚田を守っていこうとしています。

 

 

 

 

その取り組みのひとつとして、「無印良品 名古屋名鉄百貨店」さん(以下無印良品)との交流イベントがあります。

2016年度から始まったこのイベントは今年で四年目、5月の田植え、9月の稲刈り、11月または12月のしめ縄づくりの年3回行われ、主に愛知県からたくさんの人が栃久保棚田に訪れてくれます!

中には始まった当初から参加してくれているご家族もあり、栃久保棚田の保存会のメンバー、無印良品のスタッフさんとも良い関係を築き、まるで親戚関係のようなあたたかな雰囲気の中、イベントが行われています。

 

 

今回は、参加することができた9月の稲刈り、12月のしめ縄づくり体験をご紹介します!

 

 

9月中旬、残暑の厳しい中、たくさんの参加者が栃久保に集合しました。

5月に田植えをした田んぼへ向かう途中、栃久保棚田保存会の代表の遠藤和志(えんどうかずゆき)さんから、刈り取った稲を結ぶための縄づくりを教えていただきました。

遠藤さんが作るととても簡単そうに見えますが、実際にやってみるとうまく縄を綯うことができず、参加者のみなさんは悪戦苦闘していました。

この縄づくりがしめ縄づくりへも生きてくるのだそうです。

 

 

 

そのあとはまさに黄金色に輝く田んぼの中へ入り、大人も子どもも夢中になって一束一束丁寧に刈り取っていきました。

 

 

土地所有者である遠藤知(えんどうさとし)さんが田んぼの周りの入りづらい箇所を機械で刈り取ってくれていたおかげで一時間ほどで終わりました!

まだ小さなお子さんはお父さんお母さんに支えてもらいながら稲を握り、大きなお兄ちゃんお姉ちゃんたちはすぐにコツを掴んで何束も手際よく刈り取ることができました。

最後に「はざ掛け」をして、収穫の喜びをみんなで分かち合いました。

 

 

こうして無事に稲刈りができたのは、イベントとは別に無印良品のスタッフさんたちが、田植えが終わった後に除草作業をしてくれたおかげでした。

以前恵那農高生が坂折棚田での除草作業の際にも先生が説明してくださいましたが、除草作業はとても大変ですがお米の出来を左右する重要な作業です。

今年は台風の被害が比較的少なかったこともあり、いい天気にも恵まれ、楽しく笑顔の絶えない稲刈り体験となりました。

 

 

 

そして紅葉も終わりの時期を迎えて寒さも厳しくなった12月、9月の稲刈りの際に保存しておいてくださっていた稲を使ったしめ縄づくり体験が行われました。

朝は霜が降りるほどの寒さでしたが、陽が昇るとぽかぽかとあたたかくおだやかな日となりました。

9月の稲刈り体験から引き続き、しめ縄づくりの指導者は遠藤和志さんです。

しめ縄づくり体験を行う、地域の神社へと向かいながら棚田についての説明もしてくださいました。

 

あたたかい棚田の小道とは違い少しひんやりとした清涼な空気の舞台で、まずはしめ縄がそもそもどういったものなのか、なぜ作るのか、といったことを遠藤さんが教えてくださいました。

今では安くて綺麗な飾りのついたしめ縄が手軽に手に入るようになりましたが、自分の家のしめ縄を自分の手で作ることの思いと大切さが伝わってきました。

 

 

稲刈りの縄づくりのときのように、するすると作られるので簡単にできそうに見えますが、稲をねじる方向とは逆に束を編んでいく……という、頭ではわかっているけど実際にやってみるとぐちゃぐちゃになってしまいます。

首をかしげながら作る人もいれば、昨年も体験した人は一度説明を受けるとあっという間に最後まで作り上げてしまいました!

 

 

とても一年ぶりとは思えないほど綺麗なしめ縄が出来上がりました。

 

みんなで協力して作ったしめ縄をお正月に飾るのは素敵ですね。

 

 

しめ縄づくり体験が終わった後は、杵と臼で昔ながらの餅つき体験もしました!

もち米を蒸すときに出る蒸気とその香りが食欲をそそりなんともいえません。

ほかほかに炊きあがったもち米を、参加者全員で「よいしょ!よいしょ!」と威勢よくつきました。

柔らかくつかれたお餅は、あんこ、きな粉、しょうゆと海苔につけたり、地元のお母さんたちが漬けてくださったおいしい漬物と一緒に食べたりしました。

更に、栃久保地区で昔から作られており、笠置町の特産物にもなっているユズを使ったユズ茶もいただき、お腹もいっぱいの体験イベントとなりました。

 

 

今年で四年目の取り組みということですが、無印良品スタッフさんたちと栃久保棚田保存会の方との良好な関係の下、参加者の方々は楽しそうに体験をされていました。

また、棚田という地理的に不利な条件下で慎ましく生活しておられる地元住民のみなさんの、あたたかい歓迎にも触れることができました。

栃久保棚田の風景や空気感に惹かれるだけでなく、無印良品スタッフさんの細やかな心配り、参加者全員に楽しんでもらおうとする見えないところでの準備や活動などが、リピーターの多さに繋がっているのだと感じられました。

 

 

今年の栃久保棚田でのイベントは終了してしまいましたが……

12月21日(土)に無印良品 名古屋名鉄百貨店にて遠藤さんが講師となってしめ縄飾りづくりのワークショップが開催されます!

お近くの方はぜひご参加ください。残り席数が少なくなっております!

 


 

【名古屋名鉄百貨店】岐阜県恵那市栃久保棚田のわらを使った、しめ縄飾りづくり(外部サイト)

https://www.muji.com/jp/events/20520/

 

開催場所:無印良品 名古屋名鉄百貨店 6F Open MUJI
参加対象:5歳以上
定員:各回10名
参加費:2000円
講師:遠藤 和志

 


 

申込に関しては上記リンクより詳細をご確認ください。

 

 

栃久保棚田ではそのほか、ユズの収穫体験、大学との連携事業など、地域が一体となったイベント等が開催されています。

また、笠置町ゆず祭りが11月中旬に毎年開催されています。

今年も大盛況のうちに終了しました。ユズ製品だけでなく、地元のもの、ことが楽しめるお祭りとなっています。

 

今後の活動にもぜひご注目ください。

 

 


 

栃久保棚田

 

岐阜県恵那市笠置町河合 栃久保地区

※観光地として整備されているわけではなく、地元住民が静かに暮らしている地域です。

また、現地付近で工事を行っているため工事車両が多く通ります。特に冬季は路面が凍結しますので通行の際にはご注意ください。

 

Yahoo!地図 https://yahoo.jp/nAXuF9(外部サイト)

 

 


 

無印良品 名古屋名鉄百貨店

 

〒450-8505
愛知県名古屋市中村区名駅1-2-4

名鉄百貨店本店メンズ館 6F

052-588-5860

店舗情報 https://www.muji.com/jp/shop/045422(外部サイト)

 

 

★無印良品さんもイベントのレポートをあげてくださっています!

 

【名古屋名鉄百貨店】岐阜県恵那市『栃久保棚田保存会』しめ縄づくり体験 |イベントレポート

https://shop.muji.com/jp/nagoya-meitetsu-hyakka-ten/2600/?pass2=191209_44987&passportid(外部サイト)

 

 


 

 

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