2024.4.1
4月20日たべとるマルシェを開催します
2022年6月21日
大井小学校3年生が市内のイチゴ観光農園「馥郁農園」にて、イチゴの苗の片づけ作業を行いました。
これは、『畑と学校給食を結ぶ交流事業』として恵那市の事業を活用したものです。
この日の朝9時頃、大井小学校3年生児童をのせたバス(西中のスクールバス)が、馥郁農園に到着しました。
バスから降りてきた小学生たちは、どの子も元気いっぱい。今日は農家のお手伝い作業に加え、イチゴ狩りが体験できるとあってわくわくした様子です。
((( スケジュール )))
①シーズンを終えたイチゴの苗を抜く作業をする。
②イチゴ栽培に欠かせない、みつばちについてのお話しを聴く。
③イチゴ狩りを体験する。
まずはシーズンを終えたイチゴの苗を抜く作業から始まりました。小学生たちは全員、長袖長ズボン、軍手着用で、万全の服装で作業に挑みます。
イチゴハウスの中は、冬から春にかけて大きく育ったイチゴの苗で、まるでジャングルのようです。
苗の抜き方のコツは、馥郁農園の職員から説明を受けました。根元を持って前後に折ると子どもの力でも折ることができます。イチゴの苗棚が高く大きく育った苗を抜くには、小学生の背丈では作業しにくい様子も見受けられましたが、子どもたちはコンテナが何杯にもなるまで撤去作業を行っていました。ぼうぼうに見えたイチゴの苗棚がきれいに抜かれると達成感もあります。
撤去作業を終えると、次はみつばちの話を聴きました。
みつばちの役割は、イチゴの受粉を助けることです。イチゴの花が咲いているときを見計らってハウスの中で放つと、風や虫のないハウスの中でも受粉し、イチゴを実らせることができるのです。
みつばちは巣箱ごとハウスの中で生活しています。気温が暖かくなってくるとハウスから出して、採蜜するために巣箱を外に出します。みつばちが集めたはちみつは上質なもので、農家さんは小学生が試食するために少しだけ学校へ分けてくれました。
最後に一番のお楽しみのイチゴ狩りを行いました。子どもたちが抜いたイチゴ苗棚の他に、まだ残した棚からチゴ狩りをすることができました。農家さんのお手伝いをしたあとのご褒美は格別です。
冬に比べてのびのびと育ったイチゴ苗棚は、ずいぶんと大きく育ち、イチゴ畑のジャングルのよう。
子どもたちは宝探しをするように、苗棚から伸びたランナーの先につくイチゴを採って食べていました。
「イチゴ畑のジャングルだあぁ」と楽しそうです。
普段はスーパーで見かけるイチゴが成っている様子や、農家さんのお仕事をお手伝いを通して知ることができ、子どもたちにとって充実した一日となりました。