恵那の食に挑戦する 料理人

いわむらカントリークラブ

  • 料理人

 

恵那市岩村町にあるゴルフ場「いわむらカントリークラブ」。

 

 

恵那山や御嶽山を臨む美しいロケーションの中にあり、レストランでは和食、洋食問わず様々な料理を食べることができます。

 

料理長の篠原稔さんに、料理人を志したきっかけや大切にしていること、これからについてお話を伺いました。

 

ー料理人を目指そうと思ったきっかけはなんですか?

 

5人兄弟の中で男一人なのですが、母親が料理をしている姿を見て料理が好きになったことがきっかけです。土日に作ってもらったカレーや、ポテトサラダなどの定番メニューが特に思い出です。自分でも、学校から帰ってきてからおやつなどをよく作っていました。

 

学校を卒業してからは愛知県にある結婚式場に就職しました。住み込みで働いて、和食と洋食をやっていました。

朝早くから夜遅くまで働いて、先輩たちも当時は厳しかったので大変ではありましたが、根から料理をすることが好きで他の仕事は向いていないと思っていたので、料理人を目指そうという気持ちはずっと変わりませんでした。やっているうちに次第に揚げ物や焼き物などを任せてもらえるようになりました。料理は、単純作業ではなく毎回毎回違うことがあるが楽しいと思います。

 

何年間か修行をしてから21歳の時に地元に戻ってきて、いくつかのお店で料理人をしていました。

いわむらカントリークラブでは、10年ほど前にも一時期働いていたのですが、5年前にもう一度戻ってきて、今は料理長として働いています。

 

ーいわむらカントリークラブでは、どんな料理が食べられますか?

 

ランチを中心に、和食、洋食を提供しています。夜の時間帯は、予約が入った時に和食のお膳をご用意しています。

 

お客さんにはカツ丼と鉄板ナポリタンが人気で、特に鉄板ナポリタンは女性人気が高いです。ゴルフ場を利用している人だけでなく、ランチを食べに外から来るお客さんも時々いらっしゃいます。

 

メニューは季節ごとに変えています。

また、春からは新しくメニューを変えていきます。今までおつまみとしてしか作っていなかった鶏ちゃんを「鶏(ケイ)ちゃん定食」にしたり、春にはちらし寿司や桜うどんが入っている季節のランチをとりいれます(下写真)。

 

 

ーお客さんにはどんな方が多いですか?

 

いわむらカントリークラブのコースは、他のゴルフ場に比べると距離が短く回りやすいので、年配のお客さんがほとんどです。50代〜70代の方が中心で、女性のお客さんも多いです。

 

ゴルフ場の会員さんは、月に何度もいらっしゃいます。

 

ーメニューには、どんな地元食材を使っていらっしゃいますか?

自分の家が産地直売所の近くなので、そこで旬のものを買っています。他には、お米は岩村の富田地区のものを使っています。

和食も洋食も提供していますが、どちらにも旬のものを取り入れているので、春には地元の筍を使いたいなと思っています。

 

ー長年やって来て、大切にしていることや、こだわっていることはなんですか?

 

お客さんの気持ちに合わせて料理を作ることです。

私自身はもともと薄味の料理を作っていますが、ここは名古屋からのお客さんが多く濃い味を好む人が多いので、お客さん好みを気にしながらやっています。

 

 

ーお料理作られててやりがいを感じる時はどんな時ですか?

 

お客さんに喜んでいただいて声をかけていただいた時が一番嬉しいです。ホールの方を通して「美味しかったよと伝えておいて」という言葉はやっぱり嬉しいなと思います。

 

ーこれからの目標、夢などを教えてください。

 

アレンジしたメニュー料理をしていきたいと思っています。

今までやってこなかった料理を創作して工夫して、今まで以上に変化をつけていきたいです。

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