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2019年5月29日

恵那農高生、恵那市の農業を考える。~現状と課題を知る授業~

 

 

恵那農業高校では、恵那市の農業を深く学んでいます。

恵那市の農業の現状を、生徒たち自らが調べたり、課題を洗い出して、今後どんな取り組みが必要か考え中。

 

 

耕作放棄地を利用したエゴマの栽培、みつばちの養蜂などをとおし、農地として次代につなぎ、地域の環境をどう守るか、日々研究しています。

 

 

そんな高校生の力に少しでもなれるよう、恵那市農政課は『恵那市の農業と食の現状、課題と取り組み』として2回に分けて出前講座を行いました。

 

 

 

1回目は食品科学科2年生の生徒40名を対象に、農政係の西尾係長による授業。

農政係が取り組む、

○農産物の6次産業化から販売のこと

○たべるプロジェクトの目的

○学校給食に地元食材を取り入れる大切さ

○農業体験をとおして農村の魅力を発信

などについてお話させていただきました。

食から農業を知る食品科学科の生徒たちは、恵那市で栽培出荷されている主な農産物、米の生産調整、畜産・豚コレラのこと、耕作放棄地の現状のことなどから、地元農産物にまつわるストーリーを知り、食につなげるヒントを得たのではないでしょうか。

 

 

 

2回目は食品科学科1年生の生徒39名に向け、農業振興係の井手係長による授業。

統計データをもとに細かく数値で表された恵那市の農業の現状は、イメージしていた現実を具体的につかむことができ、洗い出していた課題がより鮮明に見えてきました。

 

 

 

 

生徒たちは、地域の農業の現状や課題について、それぞれが事前に調べていた書類に、聞いた細かな情報を書き込んでいきます。

 

全員が熱心に、メモ、メモ、メモ。。。

 

 

 

 

 

 

農業振興係が取り組む、農業の好循環を目指す「もうかる農業プロジェクト」についてや、

耕作放棄地解消のために、恵那農業高校や民間企業・恵那市とが連携し取り組む『花咲か里山プロジェクト』の活動をとおして、

地域農業の活性化、農地を農地として維持していくことの大切さ、役割をお話しさせていただきました。

 

 

 

 

最後に生徒から、恵那市が取り組む具体的な獣害対策や、農地が果たす文化を伝承する機能とは何かの問いかけがありました。

 

 

恵那市の農業について真剣に学んでいる、恵那農業高校の生徒ならではの、鋭く深い質問!

もちろん、恵那市の農業振興を担う者としてきちんとお答えさせていただきました。

 

 

これからも、恵那市の農業をよりよくする取り組みを、共に考え、活動していきたいです。

 

 

頼もしい農高生たち!

一緒に頑張ろう!!

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