2025.2.7
2月15日たべとるマルシェは『イチゴフェア』
2020年5月2日
恵那市たべる推進協議会の小椋日南恵さんと、発酵食を研究する和田友美さんに【味噌玉】づくりを教えていただきました。
味噌玉とは、いわゆる手作りインスタント味噌汁のことです。
味噌にだし粉を混ぜ、好みの具材をトッピングし、1食分ずつ丸めてラップに包んだら出来上がり。
食べるときはお湯をかけるだけでOKです。
冷凍保存もききますから、作りおきすることもできます。
では早速、レシピをみていきましょう。
◎材料 (基本の味噌ベース1人分)
好みの味噌…10g
だし粉…1g
※だし粉は顆粒だしでも良いですが、いりこや鰹節、昆布を粉にしたものなど自然由来のものを使うと身体に優しいです。
だし粉の分量は、味噌の分量の1割と覚えてください。
だし粉が顆粒だしの場合は、もう少しだけ控えめに。
注ぐお湯は100cc。好みの濃さに足したりしてください。
◎具材の選び方
乾燥したものを選ぶと保存がききます。
わかめ、ごま、乾燥麩、高野豆腐、とろろ昆布、あおさ、干し椎茸、エゴマ、桜えびなど。
乾燥させたり、炒ったりした葱、大葉、みょうが、生姜、にんにくなども良いです。油あげ、天かすなど、水分の少ないものが適しています。
根菜類はお湯を注ぐだけでは火が通らないので不向きです。
◎作り方
基本の味噌ベースをつくります。
個数分の味噌を計ってボウルに入れ、広げます。
そこへ分量の出汁粉を入れ、よく混ぜ合わせます。
10gずつに小分けしておきます。
トッピングをしていきます。
好みの具材を皿に広げ、小分けした味噌ベースをのせてクルクル、表面につけていきます。
ラップに包んで出来上がり。
食べるときは、味噌玉をお椀に入れ、100ccのお湯を注いでお箸でときます。
香り豊かな味噌汁の出来上がり~♪
冷凍しておいたものは、一か月ほど保存がききます。
食べるときは、常温に戻しておくと良いでしょう。
味噌玉は作り置きしておくと、カレーや鍋の隠し味にもなります。食べるときにレンジでチンしたえのきだけ、茄子、青菜などを入れれば具だくさんのお味噌汁に仕上がります。
「味噌玉は魔法の玉。
人を幸せにします。
働くお母さんの強い味方だと思うんです。
家でお留守番をしている子どもたちが、お母さんの帰りを待って作っておいたら、お母さんはどんなに喜んでくれるでしょう。
そんな思い出を家族と共有できる、願いのこもった味噌玉です。」
日南恵さんの思いが伝わる、温かい味噌玉レシピ。
一度つくってみてください。