2024.4.26
令和6年度『恵那の味・伝承講座』受講生募集
2021年7月21日
▲ 昨年度、他地域での発生状況
病害虫防除所では、トビイロウンカの飛来状況について県内5圏域に予察灯を設置して調査を行っています。
その結果と、JPP-NETのウンカ類(トビイロウンカ、セジロウンカ)飛来予測・解析の検索による岐阜県への飛来予測日についてお知らせします。
昨年度はトビイロウンカによる坪枯れ被害が確認されています。被害が広がらないためにも、早めの駆除をお願いします。
■ 飛来状況について https://www.pref.gifu.lg.jp/page/157595.html
【 防除上の注意事項 】
(1)有効積算温度による発生予測によると、本年は飛来時期が早いためトビイロウンカのほ場での増加に伴う被害が8月中旬から予想される。そのため晩生品種だけでなく早生品種でも被害が発生する可能性があるため、必ず防除を行う。
(2)品種ごとの対策は以下のとおりである。
①早生品種
・7月中旬は幼虫の発生時期にあたるため、薬剤による防除を行う。
②晩生品種
・移植時に箱施用剤などでウンカ類防除を行っていない場合や、箱施用剤の農薬成分がウンカ類に対して効果の低いものである場合は、7月中旬と8月中旬に防除を行う。
・箱施用剤の農薬成分がウンカ類に効果が高いものである場合でも、8月中旬は幼虫の発生時期にあたるため、必ず防除を行う。
(3)本種の生息部位は、水面近くの株元であるため、薬剤は株元にかかるように丁寧に散布する。
(4)農薬の使用にあたっては、最新の登録情報を参照し、適正に使用する。
(https://pesticide.maff.go.jp/ 農薬登録情報提供システム)