中部大学環境保全教育研究センターが、恵那市の食文化を調査しブックレットとしてまとめた『食べよまい　恵那の手しごと土しごと』を出版しました。

 

同センターは令和3年、武並町にある中部大学研修センターに設立され、生物学上の研究だけでなく、自然環境と結びついた歴史や文化も環境と捉え、調査研究活動を行っています。

 

今回出版したブックレットは、恵那の代表的な伝統野菜、郷土料理を四季を通して取り上げています。

・からすみ…米粉を使った郷土菓子。ひな人形にお供えする

・紅ウド……主に上矢作町で栽培されている飛騨美濃伝統野菜。

・朴葉寿司…田植えの時期につくる。具材の華やかさ、包み方が特徴。

・栗ごはん…山奥に育生していたものが、和菓子の原材料として栽培されるようになった。

・きくいも…昭和60年代から本格的に栽培。栄養豊富。

・菊ごぼう…江戸時代末期に岩村町で発見された飛騨美濃伝統野菜。

・とろろ汁…恵那では正月の1月2日に食べる行事食。

・七草粥…正月の1月7日に食べる行事食。

 

食文化や風土、生産者の観点だけでなく、栄養の視点からも記録し、調理法とともに紹介しているところがこのブックレットならではの特徴。食材や料理をただ紹介するだけでなく、伝統的な食材の何がどう良いのか、恵那の食文化のどういうところが誇りなのか、気候や栄養面などからの裏付けを意識して作られています。

 

ブックレットは全24ページのカラー刷り。

ご覧になりたい方は、恵那市役所農政課（0573-26-2111　内線374）までお問合せください。

 

 

お問合せ

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恵那市役所農政課　農政係

電話番号：0573-26-2111（内線374）
ファクス：0573-25-8933

 

 

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