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2023年10月26日

三郷小学校5年生「発酵食」を学ぶ

 

 

 

バロー恵那店2階にある「えなえーる」では、発酵食について楽しく学べる講座「発酵おうちごはん」を行っています。

この講座は市内乳幼児学級でも展開中。未就園のお子さんを育てる親さんたちを対象に、離乳食期から食べられる発酵食を伝え、恵那市で育った子どもたちは発酵食品を取り入れた食生活で健康に成長してくれることを目標にしています。

 

 

10月25日(水曜日)には、三郷小学校5年生を対象に「発酵」についての座学と「みそ玉」作りを行いました。

 

発酵の授業では、クイズを通して発酵食品や麹(こうじ)、味噌の歴史や知識を学びました。秋の社会見学で、岡崎にある味噌蔵を訪れたばかりの生徒たちは興味津々。味噌だけでなく、しょうゆ・みりん・酒などの調味料や、納豆・ヨーグルト、はたまたチョコレートまで発酵されてできていることに驚きの声が上がっていました。

 

 

 

 

 

2時限目は家庭科室に移動して「みそ玉」作りを行いました。

「みそ玉」は、味噌とだし粉、わかめなど乾燥食材を混ぜ合わせて丸めたもの。食べる直前にお湯で溶いて食べることができる、いわゆる「手作りインスタント味噌汁」です。

これを常備しておくことで、いつでも手軽にお味噌汁を食べることができるので、現代の食生活でも気軽にお味噌汁を取り入れることができる優れもの。作り方も簡単です。

 

 

 

 

 

みそ玉を手作りする前に、九州の「麦みそ」関西の「白みそ」東海の「豆みそ」の食べ比べをしたり、講師が持参したみそ玉の試食をして味を確かめました。

味噌の食べ比べをしたときは、「白みそは甘い」「豆みそは色が濃い」「家の味噌は麦みその味に似てる」と声があがりました。恵那市は東海地方ではありますが、「米こうじ」と「麦こうじ」を合わせてつくる独自の食文化を持つ「合わせみそ」です。米こうじの良さと麦こうじの良さを合わせた、いいとこどりの味わいがあります。

みそ玉を飲んだときは一同に「あ~、おいしい」と、しみじみと言葉を発し、お椀の底に残った粒粒までしっかり平らげていました。

 

 

生徒たちは、量りを使ったり、沸いたばかりのお湯を注いだりと、慣れない作業は助け合って進め、キッチンの片づけもきちんとこなし最後まで頑張りました。

つくったみそ玉は、11月の収穫祭で地域の方々と一緒に食べます。三郷で育つ子どもたちのおなかも成長した姿を見て、地域の方々も喜んでくれることでしょう。

 

 

 

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