たべとるマルシェ

           

2018年6月23日から毎月、恵那市中央図書館エントランスをお借りして開催している「たべとるマルシェ」。
新規就農者や食農交流会に参加する若手農家を中心に結成した恵那NEWFARMERS交流会議が主催する、
安心・安全な地元食材を生産者が直接販売するマルシェです。地元の食はおいしい!そして、おいしいだけではありません。
身体にやさしく、安心・安全な食を。つくる人の手から食べる人の手へ、心のつながりを。
恵那の農業をつなぎ、続き、伝えていけるプラットホームでありたいと思います。

コンセプト

"すごい農家に出会えるマルシェ"

3つの目的

恵那の農を育む たべとるマルシェでは、新たな時代を担う農家を育て、応援します。
恵那の食を育む たべとるマルシェでは、恵那の里山に培われた"地産地消"の食文化を受け継ぎ、新たな展開を模索します。
子どもたちの未来を育む たべとるマルシェでは、安心で安全な、恵那らしい食材にこだわり、"食育"や"地産地消"の観点から、恵那の子育てを応援します。

3つの「出会い」の特徴

生産物への想いや農や食の未来を語る、生産者さんと出会えます。 繰り返し手に入れたくなる、恵那特有のこだわりの逸品と出会えます。 お気に入りの生産者や逸品の生産現場との出会いを提供します。

6つの具体的な取り組み

  • 農家がこだわりを語れるマルシェをめざします
  • 若手が成長できるマルシェを目指します
  • 里山のくらしを伝えるマルシェを目指します
  • 食育を広げるマルシェを目指します
  • 地場産物にこだわったマルシェを目指します
  • 作り手の畑に行くことができるマルシェを目指します

出店者紹介

おかさげ農園

大江 栄三さん

住所 恵那市中野方町
商品 多品目野菜(無農薬栽培)
Facebookhttps://ja-jp.facebook.com/ooeshizennouen/たべとる農業人 ページへリンクhttp://tabetoru.com/farmer/ooe-shizennouen/恵那市最北部、笠置山の麓の谷間にひろがる中野方町でエゴマをはじめ無農薬野菜各種を生産する大江自然農園の大江栄三さん。循環を大切にする自然農法で栽培し、旬の野菜便を全国に発送しています。大江さんが実践する「自然栽培」とは肥料・農薬には頼らず、植物と土の本来持つ力を引き出す農法です。農業や野菜のことはもちろん、生態学や民俗学にも詳しい大江さんから、さまざまなお話を伺い、買い物を楽しんでください。農業体験「アグリツアー」も行っています。 リンク先:http://tabetoru.com/blog/1149/

Koike lab.

小池 菜摘さん

住所 中津川市千旦林
商品 さといも、さつまいも、落花生、きくごぼう、 地元食材とのコラボクッキー各種、 もったいないOKAZUシリーズ
ホームページ http://koike-lab.com/
Koike lab.は赤土の丘に、中津川名産の落花生や里芋・さつまいもを生産する農家です。農場を仕切るご主人は、自ら育てた食材や恵那山麓の農産物をつかったスイーツなどをつくるパティシエでもあるんですよ。ラインナップのひとつに、堀養蜂園の「そよご蜂蜜」とコラボしたクッキーは、そよごの花の香りがちゃんと残る、蜂蜜味のクッキー。ほろほろサクサク!さすがプロの味わいです。奥様はプロのカメラマンでもあり、パッケージのセンス抜群。なんでもできちゃうKoike lab.に注目です。

ノウカのカノウ

加納 知子さん

住所 中津川市蛭川
商品 無農薬で育てた野菜、おもに西洋野菜(イタリアントマト)、食用菊など
Facebook https://www.facebook.com/kano.tomoko
中津川市から望む笠置山は、恵那市側から臨む形とは違ってみえて、麓の地形も地質も気候さえも微妙に違います。ノウカのカノウの畑は、中津川市側の蛭川にあります。小高い場所にある畑では、イタリア原種の茄子(カプリス)やトマトなど、ちょっと珍しい野菜を無農薬で栽培しており、カフェやレストランのシェフから人気。また、冬場に最盛期を迎える食用菊も栽培しており、こちらも日本料理に欠かせない食材ですね。食材のトレンドを生産出荷できる、たべとるマルシェでも稀有な存在である農家です。

小いた園

小板 美和さん

住所 恵那市大井町
商品 菌床しいたけ(生、乾燥)
中山道の情緒ある街道沿いに位置する小いた園の椎茸ハウス。ハウスに入ると棚にお行儀よく並ぶ菌床からムクムクと椎茸が育っています。マルシェで販売される椎茸のサイズはスーパーに並んでいる椎茸の2倍!肉厚でジューシーな椎茸は贅沢に椎茸ステーキや、刻んでしょうが醤油で炒めても香りが際立っています。また、時期になると幻の椎茸 天恵菇(大きい椎茸のさらに倍の大きさ)や、国産生きくらげが出品され、恵那の椎茸業界を盛り上げています。

土助梅園

堀 有希さん

住所 恵那市明智町
商品 梅干し
ホームページ https://dousukebaien.jimdo.com/
明智町の土助地区にある美しい梅園の園主夫婦が、梅雨ごろになるとひとつひとつ丁寧に収穫し仕込まれる梅干しは完全無添加でこだわりの味わいです。パッケージに書かれた「嶺の梅」の書はご主人によるもの、マルシェで飾られる土助梅園の看板もご主人の作品です。奥様は図書館を訪れる子どもたちに読み聞かせをするボランティアや、大人向けのコンクールに参加。本に親しまれています。冬期になるとお客さんにお手製ゆず茶をふるまうなど、彼女の温かい人柄に寄せられマルシェを訪れるお客さまも少なくありません。

なかがき農園

中垣 野歩さん

住所 恵那市串原
商品 トマト
Facebook https://www.facebook.com/nakagakifarm/
「トマトといえば恵那の串原」と言われるようになりたい!そう意気込む中垣農園の中垣野歩さんは、若い農業者や女性農業者が増えるよう、農業がもっと自由なイメージで、もっと楽しくおしゃれにあるようなイベントなどを自ら打ち出す活動をしています。SNSを利用してトマト栽培の状況をリアルタイムで伝えたり、串原のトマト農家仲間たちとトマトジュースやトマトソースの商品開発をし自ら販売して、今どきの農業を今どきの若者に響くような伝え方をしています。

キュルティヴァトゥール

渡邊 俊介さん

住所 中津川市阿木
商品 パン
ホームページ http://www.cultivateur.jp/
恵那市街から岩村へ向かう坂道をぐんぐん登っていくと阿木ダム湖が見え、その脇道をもう一息登っていった小高い崖の上にある三角屋根の家がキュルティヴァトゥールです。店内に入るとパンの香りが広がり、様々な焼きたてパンが並んで幸せな気分。パンは自家製酵母でつくったパンなどハード系の食事パンが中心。また、たべとるマルシェに出店する農家とコラボしたエゴマパンや、いちごデニッシュなど数多くの地元食材パンがあるのも楽しみ。

ハリスカフェ

加藤 沙織さん

住所 恵那市岩村町
商品 焼き菓子、カレー、ドリンク
ホームページ https://www.halliscafe.com/
岩村の飯羽間、里山の原風景が広がる地域に民家をリノベーションしたカフェがあります。庭には季節の花々が咲き、ベンチや小さな手作りの小屋が置かれ、キュンとするほどかわいい。店主の沙織さんのチョイスした家具や雑貨はお店の雰囲気をさらに深く味わいあるものにし、県外からのお客様も多く訪れています。沙織さんお手製の焼き菓子もこだわりあるものばかりで、マルシェにはお店の雰囲気そのままが演出され食事の提供がされています。

おなか自慢

中嶋 光春さん

住所 中津川市中津川
商品 こんにゃく
ホームページ https://osasimikonnyaku-onakajiman.jimdofree.com/
こんにゃくづくりへの情熱が熱い中嶋さん。販売するこんにゃくは3種類、すべて刺身用のこんにゃくです。生芋からつくるこんにゃくは自家栽培の蒟蒻芋を使用。トロンと溶けるような口あたりから「トロコン」と名前がつけられています。青のり入りのこんにゃくの海苔は愛媛県産うすば青のりを使用。磯の香りがたまりません。地元中津川産のあじめこしょう入りこんにゃくはピリ辛ではなくホロ辛程度です。

トモファーム

小板 宏正さん

住所 恵那市大井町2444
商品 米、野菜
恵那市の農業委員さんも務める小板宏正さん。地域の農地を守り、農業を続けることにかける思いが一際強い方です。主な生産は米で、できるだけ農薬を使わない生産方法をとりながら市場に出荷できる品質の米をつくることにこだわりを持っていらっしゃいます。手のひらサイズにパッケージされたキューブ米『えなまい』は持ち帰りにちょうど良く人気商品です。また、様々な野菜も自家農園で生産されており、ニンニクを熟成させた黒ニンニク、薄皮が紫色の落花生なども生産販売されています。

フカミファーム

深見 賢哉さん

住所 中津川市中津川2364-736
商品 いちご
ホームページ http://fukamifarm.net/
完熟紅ほっぺの販売を行う岐阜県中津川市のいちご農家・フカミファームでは、苗から14ヶ月かけて栽培し、ヘタの元まで真っ赤に熟した完熟紅ほっぺを販売(直売)しております。鮮度の良い採れたて完熟紅ほっぺを販売。たべとるマルシェでは、この完熟紅ほっぺを使ったフカミファームオリジナルのスイーツを毎回メニューを変えて販売。こちらも人気商品です。

オヤツヤ ヌフ

吉田 ひな子さん

住所 中津川市手賀野
商品 卵、乳製品不使用のおやつ、クッキー、マフィンなど
Facebook オヤツ ヌフFBページ
卵、乳製品不使用の体にやさしい焼き菓子を中心に生産販売されています。マルシェに出店しているサツマイモやイチゴを使ったクッキーなど、どれもセンスよく、かわいくパッケージされた商品のラインナップは、目にも美味しいスイーツばかりです。

里のパン工房 nico

堀 里美さん

住所 恵那市串原
商品 パン
ホームページ(Facebook) https://www.facebook.com/nico25pan/
恵那市串原で小さなパン工房を持つニコさん。笑顔の素敵な里美さんのイメージどおり、優しく温かさの伝わるパンが並びます。お誕生日などご家庭の記念日用のケーキ、焼き菓子なども注文できます。マルシェでは前日から仕込み焼き上げられたパンをひとつひとつ丁寧にパッケージされ、パンもケーキにもほっこりします。

手作り漬物屋(ユキちゃんキムチ)

植木 幸さん

住所 恵那市飯地町
商品 キムチ
恵那の北部に位置する飯地町には、スルメの麹漬けなどの地域に古くから伝わる食を地域の特産品として売り出しています。植木さんはそのメンバーのお一人で、ご自身が育った家庭で昔から作られていたキムチを再現し、皆に披露したところ大好評だったのがきっかけになり、新たな特産品としてキムチづくりに取り組んでいらっしゃいます。飯地で採れた野菜を使い、植木さん伝統の配合でつくられたキムチはマルシェでも人気商品。ここへ来なければ食べられない味のひとつです。

もりのいえ

森本 理恵さん

住所 中津川市落合
商品 旬の食材をたっぷり使ったお弁当
ホームページ (Facebook) https://mori-no-ie.com/ https://www.facebook.com/morinoie55
きびなどの雑穀をお肉の代わりにナゲットにしたり、お野菜も素材の味を十分に引き出す調理方法でつくられたお弁当は、食べすすめるたびに、もりのいえでのゆったりした暮らしが浮かぶような優しい味わいです。目にも鮮やかな色どりで、味噌、醤油、スパイスを利かせたおかずの品数の多さに驚き!乳製品・卵・白砂糖不使用のスイーツ、絶品の大辛ソース「大辛ファイヤー」も販売。こちらも好評を得ています。

恵那農業高校

住所 岐阜県恵那市大井町2625-17
商品 ジャム、花き、など
ホームページ https://school.gifu-net.ed.jp/ena-ahs/
恵那農業高校には、園芸科学科、食品科学科、環境科学科、園芸デザイン科の4つがあり、高校生がそれぞれ専門分野を学んでいます。たべとるマルシェでは、高校生の実習事業のなかでつくられた農産物や加工品、シクラメンなどの花きを販売。学生がつくったとは思えぬクオリティーの高い商品が並びます。

特定非営利活動法人さとはち

商品 はちみつ、えごま
ホームページ (facebook) https://www.facebook.com/38satohachi/?ref=page_internal
恵那農業高校の卒業生を中心に活動する特定非営利活動法人です。里山の保全を目的に耕作放棄地を活用した養蜂とエゴマを栽培、農業と養蜂業の活性化を目的としています。

水野園芸

水野 智仁さん

住所 恵那市長島町久須見
商品 トマトや花き
ホームページ http://mizunoengei.la.coocan.jp/ (facebook) https://www.facebook.com/morinoie55 (Instagram) https://www.instagram.com/mizunoengei87
シンビジウムやシクラメン、栗などの栽培をしている水野園芸の新たな世代が始めたトマト栽培。麗月やミニトマトといった新しい品種を中心に育てており、お客様との対面販売にも力を入れています。恵那山麓野菜ブランドとして買うこともできますが、たべとるマルシェでは主に、なかがき農園やフカミファーム、ハヤシファーム、コギソファームと共にチームとして831企画のブースで会うことができます。

ハヤシファーム

林 健太郎さん

住所 中津川市蛭川
商品 米、多品目野菜(無農薬栽培)
ホームページ (facebook) https://www.facebook.com/hayashifarmcafe/
831企画のメンバーとして参加しているハヤシファーム。稲作の機械化が進んだ現代でも手植えなど八十八の作業を守りながらこだわりある米の栽培をしています。大豆や小麦、野菜などもどれも丁寧に育てています。
花と星の庭

豊口 安紀さん

住所 恵那市長島町久須見
商品 オーガニック雑穀せんべい、自然栽培石挽小麦全粒粉のパン、紫芋と玄米のお団子、雑穀など
ホームページ (ブログ) https://ameblo.jp/tamayuranran/
農作業に独自の美学を持つ豊口さん。自然栽培で育てられた食物を中心に、植物や花に慈しみを持つ生活を続けてこられました。その生き方に魅せられてインターシップとして訪れる人は多く、豊口さんの手によって育てられた野菜を口にする人は心身ともに癒されるような感覚になると言われます。

えーなモロコシ農園

小林 拓生さん

住所 恵那市長島町永田
商品 トウモロコシ
小林さんは2021年度からの新たな就農で、ホワイトコーンと呼ばれる、実の白い、甘味の強いトウモロコシを育てています。たべとるマルシェでは、その日の朝に収穫したばかりのトウモロコシを販売。採れたてのトウモロコシが並ぶ店先はさわやかな香りが漂い、誘われたお客様の行列が見られました。

POTEtommy(ポテトミー)

後藤 直樹さん

住所 恵那市岩村町
商品 芋類
ホームページ https://bx6pl.crayonsite.com/ (ブログ) https://bx6pl.crayonsite.com/
岩村町富田でジャガイモ、サツマイモ、コンニャクなどを栽培。ジャガイモもサツマイモもそれぞれ数種類を育てており、カラフルで楽しい。野菜ソムリエの資格を持つ後藤さんのポテト談義も楽しく、ジャガイモの量り売りや詰め放題などしながらの買い物で時を忘れてしまいます。

てらぼら農園

桝本 草平さん

住所 恵那市串原
商品 多品目野菜(無農薬栽培)
ホームページ https://teraboranoen.wixsite.com/website
三重県にある愛農高校で教師として勤務していた桝本さん。地元にUターンして農業を始めるのが長年の夢でした。昨年から徐々に準備を始め、今年初収穫。こだわりの栽培方法でつくられた多品目の野菜、金時生姜でつくられた特製の生姜シロップが並びました。また、てらぼら農園では藍の叩き染めワークショップを開催、田舎での豊かな暮らしを体験できます。 てらぼら農園