2024.3.11
「恵那市棚田マップ」配布しています
2019年1月28日
恵那市上矢作町で38年前から特産品である夏秋トマト栽培の専業農家として長年取り組まれてきた梅本広市さん。
恵那・中津川地域の夏秋トマト生産組合組織の役員を歴任。『あすなろ農業塾長』として、ひがしみの夏秋トマト研修農場の管理・運営など新規就農者への技術指導や経営全般の助言、後継者の育成に力を注いでいらっしゃいます。
恵那地域で夏秋トマトを栽培する多くの農家にとって、良き師、頼れる先輩である梅本さんが、このたび、岐阜県が認定する『平成30年度 飛騨美濃特産名人』7名のうちの1人として授与されました。
『飛騨美濃特産名人』
…岐阜県が進める地特産を生かした銘柄産地・特産品づくりに対し、地域でこの取り組みを支える優れた農業者に対し認定を行います。
過去に県内で認定を受けた実績は、25品目 176名。
うち、恵那市内では 3品目 5名の方が認定を授与されています。
1月25日には名人認定を受けた報告に、小坂市長を訪れ、
当初は個人の授与は断ろうと思っていたと、胸の内をお話しされました。
「私が農業者としてしたいことは、後継者をつくること。
飛騨美濃特産名人としているのは、次世代のためにもなると考えました。
トマトの産地として若い人が入ってくるきっかけになればと願っています。」
近年は、20~30代の若い新規就農者が増えています。
昨年は上矢作町でも1名、市外からの移住者がトマト農業者として就農しました。
若い人が大勢いるその雰囲気が地域の魅力につながっています。
「これからは、若い人たちの意欲を支えるためにも冬期の農業をちゃんとできるようにしたいと思っています。
自分が冬のハウスで栽培しているのは『菌床しいたけ』。市内のしいたけ栽培農家と一緒に取り組んでいる最中です。」
「梅本さんの頑張りが地域の力になります。これからも地域の顔として頑張ってください。」
と、小坂市長の言葉を受けた梅本さんは、
「これからは、新規就農者をもっと増やして、上矢作町だけで20名のトマト農業者がいるようにしていきたいです。
そのために、地域は許容範囲を広く大きくしていきたい。本番はこれからです。」
梅本さんを始め、地域が若いトマト農家を応援する姿が目に浮かび、熱い気持ちが伝わる市長との面談でした。
恵那市の多くの農家の目標として、益々のご活躍を願ってやみません。
↓ ↓ ↓ たべとるポータルサイトの トマト情報はこちら ↓ ↓ ↓