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2021年5月22日

ぐるっと恵那の朴葉寿司めぐり【なかのほう不動滝やさいの会 編】

 

 

 

例年より早い梅雨に入ってからすぐに警報が出るような雨が降りました。

雨が強く降ると、芽を出したばかりの農作物が心配になったり、水路を確認しにいきたくなります。

 

でも、ちょっとがまんして。

 

雨の狭間にも楽しみはあります。

 

 

そう、朴葉寿司のシーズン到来です。

 

香り高い朴の葉っぱを器にみたて、銀シャリの上に季節の山の幸、海の幸をのせ、四角く包んだ美しい朴葉寿司が恵那の朴葉寿司の特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年5月22日は『恵那の朴葉寿司プロジェクト』が先駆けバロー恵那ショッピングセンター内で朴葉寿司販売を開催する予定でした。

(たべとるお知らせ記事:【延期】5月22日開催!朴葉寿司まつり!

ところが、開催日を1週間前にしてコロナ渦のあまりの猛威に、感染拡大防止の観点から6月下旬に延期が決定。

市内で朴葉寿司販売する飲食店や産地直売グループに声かけし、集まったメンバーで一堂に会して朴葉寿司を販売するという初めての試みに、準備に準備を重ねてきたプロジェクトメンバーはそれでもなんとか朴葉寿司愛をアピールしていこうと、それぞれの店舗での販売に切り替えて『恵那朴葉寿司ドライブマップ』とし5月22日限定で一斉販売することにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと晴れ間が見えた5月22日、朝。

 

「今年は葉っぱの成長が半月早いわぁ」

 

恵那市の北部にある、なかのほう不動滝やさいの会では、朝6時半から朴葉寿司の製造に取り掛かっていました。

朴葉寿司の販売は毎年のことながら、この日は通常の倍の数をつくって対応しています。この日は加工部の5名で作業。皆さん、慣れた手つきで作業はサクサク進みます。

 

 

不動滝の朴葉寿司具材は、中野方で採れたきゃらぶき、椎茸、卵、それに焼鮭をほぐしたフレーク、紅ショウガ、おつけものといった昔ながらの素朴なものです。

これぞ朴葉寿司、昔ながらの味付けです。

 

 

 

 

 

 

 

 

「朴葉寿司は子どもの頃から食べてたよ、中野方では、ずぅっと昔から、田の神様のときには朴葉寿司をつくって食べとったの。」

 

 

 

不動滝の加工部の設立当初からここで働いていらっしゃる小出洋子さんは中野方町で生まれ育ち、この日取材に入っていた放送局に朴葉寿司にまつわるお話をしてくださいました。

 

 

 

「朴葉寿司は、今のようにしょっちゅう食べるものではなかったでねぇ。田の神様(田植え開始に田の神を迎える「サビラキ」から田植え終わりに田の神を送る「サブナリ」には田の神に酒や食事をお供えした)のときに作って食べるくらいで、ごちそうやったよ。

 

 

今はどこの家でも朴の木を庭に植えて朴葉が身近で採れるようにしておるけれども、昔は山の奥の奥にしか朴の木がなくてね。男衆に採りに行ってもらうもんやったの。

私が子どもの頃は、上にのっとる具材と言えば“きゃらぶき”や“椎茸”“たまご”くらいやったね。

田植えの間、田んぼの傍で食べれる朴葉寿司は、箸もいらんし便利やしね。

 

 

朴葉寿司はふるさとの味やよ。

遠くに住む親せきや知り合いに、恵那を思い出してほしいと贈ったりもする。

ここらに住む人には珍しいもんではないで、若い人は朴葉寿司なんて食べん人もおるけれど、若い人が好むような具材を入れたりした進化系朴葉寿司っていうのもありかもしれんて。

私は昔ながらの朴葉寿司が好きやけどね、わはは。」

 

 

 

 

 

 

 

 

出来上がった朴葉寿司は、不動滝の販売所、フリーマーケットひまわり、恵那市観光物産館えなてらす、中央道 恵那峡サービスエリアへと配達されていきます。

 

 

不動滝で販売されている商品の開発から製造、配達と何でもこなす池戸淑子さんは、朴葉寿司プロジェクトを通してつながった市内の飲食店さんとのやりとりから刺激を受けたとおっしゃいます。

 

「プロジェクトメンバーがつくる朴葉寿司を見て、うちの朴葉寿司はこのままのスタイルで販売して売れるのか心配になったんです。

そこで駅前にあるビジネスサポートセンターへ行って相談してきました。

そこでのアドバイスは、なかのほう不動滝ならではの朴葉寿司をつくってはどうかということでした。

 

旬の山菜や破竹を煮て具材にする、中野方の家庭でつくる朴葉寿司はふるさとの味そのものです。

焼き鮭もひとつひとつ手間をかけてほぐしていますし、どれも手作りの味わいがあります。」

 

 

不動滝の朴葉寿司を開けると、懐かしいふるさとの香りと味わいに、気取りのない心になってほっこりとします。

お母さんがつくる朴葉寿司が食べたいなぁ、そろそろ私も作ってみようかなという気持ちになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

恵那の朴葉はまだまだ大きくなります。家庭でつくるにはこれからですね。

 

 

朴葉寿司プロジェクトの『朴葉寿司まつり』本番は6月下旬に開催予定。

一堂に会した各店舗自慢の朴葉寿司を、ぜひとも食べてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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